姿勢 は静止の状態でも、動作中でも大事です!
姿勢をコントロールするためには腹圧が重要です。
その腹圧のコントロールをするためには
横隔膜と骨盤底筋の関係性を理解しておく
必要があります。
今回は横隔膜と骨盤底筋の関係をご紹介します!
是非参考にしてください!
横隔膜と骨盤底筋
●横隔膜
ドーム状の薄い筋肉でできた膜で、
胸腔と腹部とを仕切っており、
息を吸い込むとき(吸入時または吸気時)に
最も重要な役割を果たす筋肉です。
●骨盤底筋
骨盤の底(恥骨、尾骨および坐骨の間)に位置する
筋肉の総称を「骨盤底筋」と呼びます。
骨盤内にある膀胱や子宮、直腸などの臓器を正しい
位置に保ったり、尿道を締めて尿漏れを防ぐなど
重要な役割を担っています。
冒頭にも書きましたが、
この2つの筋が協調することで
腹圧を高めたり、弱めたりします!
横隔膜と骨盤底筋の関係
では、横隔膜と骨盤底筋はどう動くのか?
この2つの筋肉は呼吸に関係して動きます。
青い線=横隔膜 赤い線=骨盤底筋
息を吸うとき
横隔膜→収縮
骨盤底筋→弛緩
吸気時には横隔膜は収縮、骨盤底筋は弛緩し、
この時2つの筋は逆ドーム型になり腹圧が
高まります。
青い線=横隔膜 赤い線=骨盤底筋
息を吐くとき、
横隔膜→弛緩、
骨盤底筋→収縮
呼気時には横隔膜が弛緩、骨盤底筋は収縮し、
2つの筋はドーム型になり、腹圧は下がります。
収縮と弛緩は逆になりますが、
筋の動き方が同じになり
この対となる動きが非常に大事です。
この対の動きがちゃんとできていることで
腹圧のコントロールでき背骨の安定性に
つながります!
しかしこれは横隔膜と骨盤底筋が垂直の位置関係に
あることが前提となるため、骨盤が前傾している
などアライメントが崩れているため成り立たず、
腹圧のコントロールは難しくなります。
腹圧のコントロールができないと、
動作中など強い負荷のかかる場面では姿勢を
保持ができなくなります。
横隔膜と骨盤底筋の役割は
理解できましたでしょうか?
姿勢をコントロールするためには重要な
ポイントになるので、是非この機会に理解を
深めていただければと思います!
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中森 允崇
BMsStrength 代表
【保有資格】
・日本トレーニング指導者協会 認定トレーニング指導者
・EBFAベアフットトレーニングスペシャリスト
★名古屋市昭和区 御器所駅 2番出口から徒歩2分
〒466-0015
愛知県名古屋市昭和区御器所通3丁目18
STプラザ御器所 3階H号室
名古屋の個室
パーソナルトレーニングジム
BMsStrength
ブログ著者
- 【保有資格】
・日本トレーニング指導者協会 認定トレーニング指導者
・EBFAベアフットトレーニングスペシャリスト
【経歴】
■大学でスポーツ科学を専攻
■卒業後ジュニア専門のテニスクラブにて全国大会を目指す
ジュニアアスリートの育成に携わる
■2018年にフリーのトレーナーとなり名古屋市に2店舗を構える、パーソナルトレーニングジム CONNECTや大手スポーツクラブとパーソナルトレーナー契約を結び活動
より多くの方の身体の悩みを改善したいと思い出張パーソナルトレーニングを始める
■現在、パーソナルトレーニング指導をはじめ、愛知県ベスト4の高校テニス部にてトレーニングコーチを務めるなどスポーツの分野でも活動中。
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