30代を境に減少する コラーゲン !コラーゲンってなんなの?

美容意識の高い方にはおなじみの コラーゲン !
肌や髪、爪、骨など身体を構成するのに必要な物質です!

スキンケア



名前はよく聞きますが
コラーゲンとはどんなもので
どのようにしてできるのか?

今回はコラーゲンについて
少し掘り下げて書いていきます!

コラーゲンってなに?

コラーゲン構造


コラーゲンは構造タンパク質といわれる
人体にもっとも多く存在し、主にグリシン
ピロリンヒドロキシプロリンアルギニンなどの
アミノ酸から構成されるタンパク質です!


細胞同士の接着剤として働いたり骨や歯、肌、
髪の毛などの材料になります

体内で合成され時には
最初にプロリンが原料になります。
おおかたコラーゲンが出来てきたところに酵素が
働きヒドロキシ化(水酸化という化学反応)されます!

ヒドロキシ化 化学式



このヒドロキシ化をするためにはビタミンCが
必要になります!
そのためビタミンCの摂取は普段からしておきたいです!


材料となるグリシンやプロリンは普通にタンパク質を摂取していれば不足することはありません。
しかしアルギニンは不足する可能性があるため
アルギニンはサプリメントなどで摂取する
必要があります!



余談にはなりますがアルギニンを摂取することで
コラーゲンの合成を促進してケガの治りが
早くなったという報告もあります。


タンパク質とビタミンC、
アルギニンを摂取することで
体内でのコラーゲン合成は十分に高まりますが
外部からの摂取も有効だと考えられます!
コラーゲンとして摂取してもアミノ酸まで
分解され身体のコラーゲンにはならないという
意見もありますが、最近の研究によれば
外部からのコラーゲン摂取が体内における
コラーゲンの合成をさらに高めるという報告があります!






コラーゲンにも型がある

コラーゲンと一括りにしていますが、
それぞれの組織に適した型があり
現在では約30種類ほどの型があると言われています!

今回は代表的な
Ⅰ〜Ⅴ型のコラーゲンについて紹介します!


I型コラーゲン
(線維性コラーゲン)
体内に最も大量に存在する。骨や皮膚を形成し、弾力性を持たせる働きがある。
II型コラーゲン
(線維性コラーゲン)
関節・軟骨に主に含まれている。眼の角膜、硝子体の成分でもある。
III型コラーゲン
(線維性コラーゲン)
臓器に主に含まれている。細い線維で、組織に柔軟性を与える。
IV型コラーゲン
(非線維性コラーゲン)
皮膚の表皮と真皮をつなぎとめる役割を持った、基底膜に存在するコラーゲン。
V型コラーゲン
(線維性コラーゲン)
血管、平滑筋、胎盤に主に含まれている。I型、III型コラーゲンの含まれている組織に、極少量含まれている。



上の図はその組織に最も多く含まれているというだけで、そのコラーゲンの型しかないわけではありません!
例えばⅠ型は血管壁や胎盤などにもあります!
その組織のメイン型をサポートするようにその他の型が存在し、正常な組織を保っています。

今回はコラーゲンについて少し深堀してみました!
コラーゲンがどんなものでどのようにしてできるか理解できましたか?
美容面では肌や髪の毛など目に見えるところに
関わってくるのでただ摂取するのではなく仕組みを知っておくのも非常に大事だと思います!






まとめ

●コラーゲンとは細胞同士の接着剤として働いたり
 骨や歯、肌、髪の毛などの材料となる構造タンパク質

●コラーゲンを生成するために必要な栄養素
 ・タンパク質
 ・ビタミンC
 ・アルギニン


●コラーゲンを外部から摂取することで
 体内でコラーゲン合成を高めることができる

●コラーゲンには約30種類の型があり
 それぞれの組織に適した型がある


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