腰痛 改善!広背筋と大殿筋の間にある筋膜が関係している⁉
腰痛 には特異的と非特異的の2種類あります!
この2種類の違いとは?
・特異的→ヘルニアや脊柱管狭窄症のように原因がはっきりしていて診断名がつくもの
・非特異的→明確な原因がわからず診断名がつかないもの
割合としては約15%が特異的、約85%が非特異的です。
ほとんどのものは原因がはっきりとしません!
広背筋と大殿筋の間にある筋膜が関係しており、
原因不明の腰痛を改善させる手段の1つになります!
前回、前々回広背筋と大殿筋の解剖学をやったのは
この筋肉が重要となってくるためです!
原因不明の腰痛に悩まされている方はぜひご覧ください!
胸腰筋膜
広背筋と大殿筋の間にある筋膜を
「胸腰筋膜」といいます!

画像の赤い丸で囲われている部分です。
菱形のような形をしており広背筋と大殿筋は
この胸腰筋膜を介して連結しています!

右の大殿筋と左の広背筋
左の大殿筋と右の広背筋
というように対角に連結しており
この2つの筋肉の影響で胸腰筋膜には適度なテンションがかかっています!
胸腰筋膜がどのように腰痛に関係しているのでしょうか?
胸腰筋膜には腰を安定させる役割があります!
上でも説明しましたが、
胸腰筋膜は大殿筋と広背筋の影響で適度にテンションがかかっています。
これにより腰椎を安定させることができます。
また胸腰筋膜は腹横筋という筋肉とも連結していて、
コルセットのように360度腰を覆うようなかたちになっており
腹圧をコントロールすることで腰椎を安定させています!
大殿筋と広背筋が必要以上に収縮してしまうと
胸腰筋膜にテンションがかかりすぎて腰が張るような痛みがでたり、
逆にちゃんと収縮できていないとテンションがかからず、
腹圧がコントロールできず腰椎が動きすぎて椎間関節の痛みが出ます!
原因のわからない非特異性の腰痛には様々な原因があります!
皆さんが今抱えている腰痛はもしかしたら胸腰筋膜が関係しているかもしれません!
BMsStrengthでは腰痛の改善に対応しています!
改善できる痛みは早めに改善しておきましょう!