オリンピック 選手に対しての世間の反応について思うこと

本日も オリンピック ネタになります!

7月24日に行われた
競泳男子400m個人メドレーで
メダル候補とされていた
瀬戸大也選手が予選で敗退しました。

レース後のインタビューの内容から世間では
「手を抜いた」みたいな批判が出ています。

オリンピック出場選手が手を抜くということは
まずありえないと思います。

オリンピックとはかなり差がありますが
高校テニスという競技スポーツにトレーニングと
コンディショニングサポートで関わっている者
として今回のことをブログにまとめました!

冒頭にも述べましたがオリンピック選手が
オリンピックという大舞台で手を抜くなんてことは
ありえないと思います。



今回起こったことの考察

今回予選敗退となってしまった
原因はなんだったのでしょう?

可能性として考えられるのは2つだと思います!

①予選通過タイムが予想より早かった

②コンディション調整がうまくいかなかった

①予選通過タイムが予想より早かった

本人もインタビューで答えていましたし
これが最有力だと思います。
日本代表のチームともなれば、海外の出場選手の
レース記録は情報として手元にあるはずです。

一流のデータ解析チームがそれを参考に
決勝の8人に残る為の予選通過タイムを算出する
ぐらいのことは必ずします。

僕が携わっている高校テニスでは
試合スケジュールが非常にタイトで、
真夏の炎天下の中、1回戦から決勝まで
6試合ほど試合をします。

勝ち上がるまでに長い試合では
1試合1時間を超えるものもあり、
次の試合に入るのに15分とかなり短い
休憩しかもらえないなんてこともあります。

こんな状況で最後まで戦いきる為には余力を
残しながら試合をしていかないといけません。

余力を残しながら戦っていくのは
どんなスポーツでも、ジュニア~プロ選手まで
やっていることです。

今回はオリンピックという
トップレベルのレースのため、他の選手が
良いパフォーマンスしたことによる
誤算だと思われます。

②コンディション調整がうまくいかなかった

インタビューの際いい感じで泳げていた
というような主旨の発言をしていたので
可能性はかなり低いと思いますが調整が
うまくいかなった可能性もあります。

コロナウイルスにより異例の1年延期や
練習ができない状態もありコンディション調整が
難しかったことは事実だと思います。

「そこを調整するのがプロだろ」
といわれてしまえばその通りだと思いますが、
異例づくしの今大会ではこれまで以上に
難しかったと思います。

どちらにせよ今大会までの5年間の努力は
本人以外その苦しみは分かりませんし
今回の結果は本人が一番悔しいと思います。

余力を残したことを手を抜いたと言ってみたり、
私生活について引っ張り出してきて
批判することは少し違うように思います。

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