ケガをして組織に異常があれば、
違和感や 痛み が出ます。
病院を受診すると、組織の異常がなくなるまで
安静にして、完治させるというのが
一般的な流れです。
これが間違っているかと言われれば
そうは思いませんが、
僕は完治まで安静という消極的な治療より、
動かせれる範囲でしっかりと動かすという、
積極的な治療が大事だと思っています。
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積極的な治療が大事な理由
その理由は、
「組織の異常がなくなる=痛みがなくなる」
ではないからです。
ケガをしたときの精神的ショックや
「この動きをすると痛い」というのが脳に記憶され、
組織の異常がなくなっても痛みを感じてしまうことがあります。
安静にして完治を目指す場合、
この脳が記憶してしまった痛みを取るのが難しく、
治っているはずなのにぎこちない動作に
なってしまったりします。
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先日、内反捻挫について書きましたが、
現場で内反捻挫をした選手を処置する場合、
ゆっくりでもいいから捻挫した側の足に
体重を乗せるように歩かせます。
前方引き出しテストなどの必要な
スペシャルテストを実施し問題がなく、
アイシングを行い感覚がやや麻痺している状態で
歩いてもらいます。
歩かせることによって、
動かすことへの恐怖感を取り払ったり、
体重を乗せて歩いても大丈夫ということを
脳に刷り込ませることが目的です。
(これは尊敬するアスレチックトレーナーの方に
教えていただき、取り入れたものです!)
これをするだけで、かなり復帰は早くなりますし、
代償運動を出さないようにできるので、
復帰後のケガの再発や足首からくる他の場所の
ケガの発生を抑えられます。
痛みを取り除く為には
動くことへの恐怖心を取り除き、
脳にいつも通り動かしても大丈夫ということを
覚えさせる必要があります。
これは、スポーツのケガだけでなく
ぎっくり腰や慢性的な身体の痛みを
もっている方にも当てはまりますので、
是非お早めのケアを!
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ブログ著者
![中森允崇](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img/https://bmsstrength-gokisogym.com/wp-content/uploads/2021/03/profile-150x150.jpg)
- 代表
- 【保有資格】
・日本トレーニング指導者協会 認定トレーニング指導者
・EBFAベアフットトレーニングスペシャリスト
【経歴】
■大学でスポーツ科学を専攻
■卒業後ジュニア専門のテニスクラブにて全国大会を目指す
ジュニアアスリートの育成に携わる
■2018年にフリーのトレーナーとなり名古屋市に2店舗を構える、パーソナルトレーニングジム CONNECTや大手スポーツクラブとパーソナルトレーナー契約を結び活動
より多くの方の身体の悩みを改善したいと思い出張パーソナルトレーニングを始める
■現在、パーソナルトレーニング指導をはじめ、愛知県ベスト4の高校テニス部にてトレーニングコーチを務めるなどスポーツの分野でも活動中。
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