ケガは 痛み がなくなったら完治?
現在テニス部で指導しているため、 痛み を抱える選手への指導も行っています!
痛みの原因を探り、どうすればそれが良くなるかを考え
選手にアプローチしています。
一般的な考え方であれば痛みがなくなればケガは治ったと考えます!
日常生活だけの動きであれば痛みがなくなれば十分ですが
スポーツに復帰すると考えると痛みがなくなっただけでは不十分です!
今回はスポーツ選手におけるケガの完治について
私自身の考えをまとめていきます!

スポーツ選手のケガ完治とは
上でも書きましたが一般的には痛みがなくなったり
骨折した骨がつながる、炎症がなくなるなどすればケガは完治と考えます。
日常生活への復帰と考えれば十分ですが
日常生活よりはるかに強度の強い動きが求められるスポーツでは
ケガの再発のリスクがあるため復帰する前にやっておくべきことがあります!
ケガをした部位の機能はかなり落ちているため機能の回復をする必要があります。
どの程度まで回復させるかといえば、ケガをする前より回復させます。
ケガをしたということはケガ前の機能では不十分であるため
それ以上の機能を獲得しなければケガが再発します!
そのために求められるのが動きの多様性です!
動きの多様性がなければ同じストレスが身体の1か所にかかり続ける為ケガの再発は防げません。
ケガをした部位の動きの多様性はもちろん必要ですが
ケガをした部位の周りの関節と協調してつくる動きの多様性も必要になります!
スポーツへの復帰と考えれば、痛みがなくなることが完治ではなく
ケガの再発しないところまで回復させることがケガの完治だと私は考えています!
今回の話は、難しい話ですが頭の片隅に置いておいてもらえればと思います。